
オランダで10月15日から18日まで開催されていた第33回世界ファンドレイジング大会(International Fundraising Congress)であしなが育英会の岡崎祐吉理事(教育・国際担当)が60分間のプレゼンテーションを行いました。
世界ファンドレイジング大会は毎年世界約60か国から1,000人超が参加する壮大な国際イベントで、昨年は玉井義臣会長が世界ファンドレイザー大賞(The Global Fundraiser Award)を受賞しました。今年はこれを受け、岡崎理事が玉井会長の功績とあしなが育英会の歴史そしてこれからのアフリカ活動について講演し、世界中から集まった多くのNPO、NGO、国際団体関係者らが意欲的に講演に耳を傾けました。
このプレゼンテーションでは、玉井会長が歩んできた運動の歴史や活動についてまず説明し, その後、世界でも類をみない「あしながさん制度」や「学生募金」、「9万人超の遺児学生への教育支援方法」なども語りました。そして東日本大震災における本会の迅速な対応や今後の「アフリカ遺児・教育支援100年構想」の重要性についても話しました。
終了後は米国、ヨーロッパ、アジアの国々から来た多くの国際NPO関係者から活発で前向きな質問も飛び交い、本会の実績とこれからのアフリカ遺児支援活動への展望に関して非常に高い評価を得ることができました。